・『君のためにできるコト』 菊田まりこ 1998
《ぼくは、気のきく くまおくん。》
《あたし、くちべた くまこちゃん。》
こんな二人(二匹?)がかもし出す、なんとも怖いホラー絵本!
表紙のカノジョがくまこちゃん、悲しい未来がまっている。すぐにカノジョもわかるだろう、カレ(くまおくん)がわかってないことに。なんにも変わってないことに。
きっと、その日はきちゃうだろう・・・。温めたミルクがあふれたときか、それとも、えっちをこばんだときか。絶対、どなったりはしないと思う、でもね、やっぱりカレは言うと思う。
「ずっと、いっしょにいてあげたのに・・・。」
PR